「ニコニコ本陣スタッフ通信」vol.61
日光で公共ホールの仕事に就いて、
こんにちは、道の駅日光、ニコニコ本陣の直林です。
「勤務先は、道の駅日光です。」
人に勤務先を伝えると、地元のお野菜やグルメを販売してると思われることが多い。
もちろん道の駅では地元の農産物やグルメの販売をしているのですが、公共ホールや船村徹記念館をメインに運営していると伝えると、やっぱり「?」となりますね。
初めて施設に来て、いくつかの施設を見て回ったとき、一番印象に残ったのがホールで、杉並木をイメージした内観は日光らしさを感じさせるものでした。観客席は380席、可動式観客席は、後方の壁面に完全に収納することができ、収納後は平場のホールとして使用することができます。まさに多目的ホールです。
町中には、公共施設と言われるものがいくつかあります。例えば、図書館、美術館、博物館などでしょうか。これらの施設は、施設の目的が割と明確で日々の変化は決して多くはありません。一方、公共のホールでは利用者や指定管理者によって、施設が日々変化します。
これは運営者にとっても楽しいことなんです。
利用者、参加者との出会い、出演者、関係者との出会い、本当に日々、いろいろな方との出会いがあります。実はホールの運営をやるまでは、実感としてはわかっていませんでした。施設を貸し出す、公演を開催することは、ただ利用していただく、観に来ていただくだけではなく、町に繋がりを作っていくことでもあることだと実感するようになりました。
そこには、施設や設備というハードだけでなく、スタッフの関りというソフトが大切であることがわかります。そして、このニコニコホールをさらに魅力的にしているのが、ホールの技術担当の堀田くんなのです。
今日もニコニコ本陣にお越しいただきありがとうございます。
ニコニコホールは町のホールです。