日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 開館2周年記念/ 船村徹先生追悼企画
今、先生に伝えたい感謝のことば、 もっともっと聞きたかった、先生の話・・・・ 誰もが、船村先生との思い出をたくさん胸に 伝えきれなかった想いが、湧き上がってくる。 今だからこそ伝えたい、それぞれの想いを 100人の歌手や著名人、ゆかりの方々に 綴っていただきました。
※ご来場者さまからの温かいご声援を受け、10/16(月)まで延長することにいたしました。第4期と第5期が延長の対象となります。
イベント概要
第4期 人生を変えた作詞家『高野公男』
船村徹が綴った病床の高野公男へ送った直筆の手紙
~その手紙は船村の逝去後、高野家から遺族に渡された~
作曲家 船村徹を語る上で、なくてはならない人物が作詞家「高野公男」です。 高野氏と出会ってからたった7年間しか一緒にいられなかったにもかかわらず、船村徹の人生に絶対的な影響を与えた人物です。その病床にある高野氏に船村先生が綴った貴重な手紙(実物)がありこの度一般に初公開します。

昭和30年4月2日に送付した、船村徹が病床の高野氏に宛てて書いた5枚綴りの手紙
友がそばにいない淋しさを切に綴った文面は、愛しい人に宛てた恋文にも似たもので、あまりにも優しく、船村先生のお人柄をあらわすようでした。
今回の展示は、来館者の要望があった「美空ひばりさんが船村先生に宛てた手紙(実物)と、北島三郎さんが船村先生に宛てた手紙(実物)とともにご覧いただきます。 そのほか、高野公男氏の実弟 高野勲氏からの手紙、数々のミリオンヒットを生み出した作詞家 星野哲郎氏のご子息、石本美由起氏のご子息からの手紙も併せ、全25通の手紙をご紹介します。
日時 | 第4期 平成29年9月8日(金)〜9/21(木) 9:00〜17:00(最終入館16:30)毎週火休 会場/3階 特設会場内 |
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場所 | 日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 3階 光と風のギャラリー(詳しくはこちら) 道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣 内(毎週火曜日休館) |
第4期 内容 | <特別展示> 船村 徹 展示ケース① 作詞家 高野公男への手紙 実物展示 美空ひばり 展示ケース② 船村先生への手紙 実物展示 北島三郎 展示ケース③ 船村先生への手紙 実物(直筆)展示 展示リストは以下ご参照 |
入館料 | 一般 540円 小・中・高校生 320円 ※入館料のみでご鑑賞いただけます 団体料金あり(15名以上) |
問合せ | 道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣、日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 9:00~17:00 ☎ 0288-25-7771 (毎週火曜休館) |
作詞家『高野公男』とは
- 作詞家 高野公男
- 高野氏が眠る墓所へ毎年必ず墓参に出向く船村先生
- 茨城県笠間市にある高野家の墓地
- 墓参をする晩年の船村先生
船村徹先生とのコンビで春日八郎さんが歌い大ヒットした「別れの一本杉」の作詞家で、船村先生が作曲家として創作活動をする中で、常にもっとも大切にしてきたポリシーを注ぎ込んだ人物がその人です。
この出会いがあってこそ、「栃木弁」で曲を書き「大衆のための曲をつくる」ことで人々の心に響く数々の名曲・ヒット曲が生まれました。
その高野公男氏とは戦後の厳しい時代、食糧事情も良くない中二人三脚で助け合い音楽活動を行ってきましたが、ようやくヒットしたのが「別れの一本杉」です。高野氏は結核を患っており、同名の映画「別れの一本杉」の映画の公開1週間前に息をひきとりました。
9月8日は、その「高野公男」さんの命日です。 船村先生が高野氏と出会ったのは昭和24年。そこから7年間苦楽を共にし、昭和31年9月に高野氏は永眠。それから毎年欠かさず、茨城県笠間市にある高野公男の墓に墓参に出向いており、平成27年9月まで約60年間続きました。
第4期 展示リスト
<特別展示>
船村 徹 展示ケース① 作詞家 高野公男への手紙 実物展示
美空ひばり 展示ケース② 船村先生への手紙 実物展示
北島三郎 展示ケース③ 船村先生への手紙 実物(直筆)展示
五木ひろし | 歌手 |
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大月みやこ | 歌手 |
舟木一夫 | 歌手 |
由紀さおり | 歌手 |
細川たかし | 歌手 |
鳥羽一郎 | 歌手(内弟子) |
斎藤文夫 | 日光市長 |
荒木とよひさ | 作詞家 |
有近真澄 | シンガーソングライター |
石本望美 | 株式会社石本フラッツ&ライツマネージメント 代表取締役 |
岩本公水 | 歌手 |
冠 二郎 | 歌手 |
境 弘邦 | 音楽プロデューサー |
島 和彦 | 元コロムビア・歌手 |
高野 勲 | |
徳久広司 | 作曲家 |
中村美律子 | 歌手 |
夏木ゆたか | 司会 |
西方裕之 | 歌手 |
畠山みどり | 歌手 |
丸山雅仁 | 作・編曲家 |
湯川れい子 | 音楽評論家・作詞家 |
敬称略/順不同
全5回シリーズ(残りあと2回!)
※ご来場者さまからの温かいご声援を受け、10/16(月)まで延長することにいたしました。第4期と第5期が延長の対象となります。
第1期 6/12(月)〜6/26(月) | |
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第2期 7/7(金)〜7/24(月) | |
第3期 8/11(金)〜8/27(日) | |
第4期 9/8(金)〜9/21(木) | <秋彼岸> 作詞家 高野公男先生を想う |
第5期 9/22(金)〜10/16(月) | <最終章> 内弟子から恩師 船村徹先生への手紙 |
内弟子五人の会 『船村徹を歌い継ぐ』コンサートチケットをお持ちの方は、船村徹記念館入館料が含まれています。 <有効期間終了>
特設コーナー 船村先生への手紙 投函ポスト 設置
ご来場の皆様から、船村先生へ手紙を綴っていただき、特設のポストへ。投函された手紙は、とりまとめて船村徹先生のご自宅へお届けします。
アクセス
詳細はアクセスページをご確認ください。