船村徹記念館では今年も2月11日(土・祝)~23日(木・祝)に、記念館3Fにて市民団体「布遊の会(ふゆうのかい)」との共催で『古布でつくる つるしびな展2023春』を開催します。
つるしびなは江戸の昔から、地域住民が無病息災や子供の健康を願い、みんなで少しずつ、小さな人形を持ち寄って作られ始めたといわれています。
この度の展示では、市内で活動を20年以上続けている「布遊の会」の作品約700点を展示。
古布で縫い上げられた美しい花や、今年の干支のうさぎなどの干支の作品も展示します。
尚、今年は世界で起こっている紛争の早期終息を願い、平和の象徴「鶴」のつるしびなやちりめん細工の人形を展示します。
また、日光市内で人形づくりや押し絵を制作する講座を開設しているオアシス支援施設「ほほえみ」さんの作品なども展示します。
- 今年の干支「兎」のちりめん細工
- 小さな和傘につるしびなを飾る
- ちりめん細工の押し絵でできた羽子板
新旧の色鮮やかな作品が並び、一足早い「ひな祭り」の世界をご覧いただけます。
★つるしびな教室★期間中の土日のみ開催 10時~15時<材料費のみで参加!>
【初心者も大歓迎!】
昨年の来場者のご意見を受け、今年はつるしびな作り教室を開催。材料費のみで参加でき「布遊の会」のベテラン講師が丁寧に指導。色々作って楽しめます。(ご注意:入館料は別途必要です)
イベント概要
日 時 | 令和5年2月11日(土・祝)~23日(木・祝) 9:00~16:30<最終日は15:30まで>*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場内で一度にご覧いただく人数の制限をする場合があります |
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会 場 | 日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 3F(アクセス) |
主催・共催・後援 | 主催:布遊の会(代表 吉原イエ子) 共催:道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣 |
お問合せ | 道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣 担当:加藤 電話 0288-25-7771(毎週火曜日、年末年始休業) |
昨年の展示の様子
- おひなさまも一緒に
- 和傘の下にお花のつるしかざり
- 針と糸を使わないちりめん細工
- つるしびな達の競演です
主催団体 布遊の会のついて
布遊の会は、地元愛好家のグループです。
日光地区で発足して22年、50~80歳代の10人のメンバーで活動しています。
毎月1回研究会を開き、常に新しい作品作りに努めており、材料の生地は京都や姫路などから取り寄せ、正絹にこだわり一針一針ていねいに縫い上げています。
道の駅日光では、平成27(2015)年の開業年度から展示を開始し、これまで6回の展示を重ねてきました(令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大のため中止)。