「ニコニコ本陣スタッフ通信」vol.40
皆さんこんにちは
道の駅日光の堀田です
今回は学校では教えてくれないマイクのお手入れのお話です。
自分も音響の専門学校へ通って八の字巻きは死ぬほど練習しましたがマイクの掃除は現場に出てから初めてしりました。
マイク(特にダイナミックマイク)は基本的に口元に近づけて使います、ですので当然唾が飛びます。ロックなんかだと唇にガッツリつけて唾液を練り込みます。
なので使用後はグリルボール(先端の金属部分)の洗浄と本体の乾燥が必須です。
使い終わったマイクたちのグリルボールを外し、本体は保管庫へしまいます
コロコロ防止のためのゴムを外し、グリルボールの中からスポンジを取り出します(これが超臭い)
分解した先端部をまとめてぬるま湯に溶いた中性洗剤に漬けます(今回は中性洗剤が無かったので弱アルカリ性のジョイ君にお願いしました)
スポンジは千切れないように優しくもみ洗いをし絞ります
グリルボール部はやわらかいたわしや歯ブラシで優しく洗います(やりすぎると表面のメッキが剥げて錆びます)
すべて洗ったら流水でよく濯ぎます
最後に水が切れるようにザル等に並べスポンジは形を整え、風通しの良い日陰で乾燥させます
※今の時期は比較的暖かい場所で保管しないとスポンジが凍り変形したり破れます。(ただいまのホールの室温は3度…)
乾燥した後はしっかりスポンジを付け直してください、付け方が中途半端だとノイズの原因になったり最悪破損します。
以上