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【スタッフブログ】vol.23「『浪曲でつづるあなたの町の物語』を観て」(北村さん)

「ニコニコ本陣スタッフ通信」vol.23

「浪曲でつづるあなたの町の物語」を観て、

こんにちは、道の駅日光、船村徹記念館スタッフの北村です。
先日、初めて浪曲を観ました。日光にあわせた「日光開山の物語」や「二宮金次郎」、「扇の的」の話も面白かったのですが、私が一番興味深くわかりやすかったのは、名人と呼ばれた大工、左甚五郎を主人公としたお噺「竹の水仙」でした。

東海道の三島宿の旅籠に長逗留した甚五郎は、朝から酒を飲み一向に宿賃を払わない。
宿のおかみさんにせっつかれても平気でゴロゴロ、ブラブラしている。ある日中庭の竹藪から大きな竹を一本切って、見事な竹の水仙を作った。甚五郎は竹の水仙を宿の大黒柱に置いて水を替えるように言った。翌朝、水仙の蕾が開き、見事な花を咲かせた。そこへ長州毛利公が甚五郎の作であることを見破り百両で買い上げた。そして甚五郎は五十両を宿賃に払ったという。

あらすじはこんなところですが、何よりすごいと思ったのは、楽譜も何もないのに、浪曲師の表情を横顔で見ながら、三味線をあわせる曲師の方たちです。私は音楽が好きで、今までピアノを弾いたり、笛を吹いたりしてきましたが、全て楽譜がないとできません。浪曲は、浪曲師と曲師の阿吽の呼吸のようなものが新鮮で驚きました。

船村先生の作曲した演歌は、楽譜に書かれたものですが、美空ひばりさんは、船村先生の曲を聴いて、先生の意図しているところをすぐに感じとって歌ったと言われています。

楽譜にとらわれず、その曲の意図するところを見事に歌いあげるというのは浪曲に通じるところがあるのではないでしょうか、楽譜はあくまでもひとつの道筋ではあるけれど、私も暗譜で弾いたり、吹いたりした方が感情を移入することができると思います。

今回は、浪曲という新しい分野の芸能を知ることができて本当に良かったです。母もわかりやすくて面白かったと喜んでいました。ありがとうござます。

 

 

【スタッフブログ】vol.16「新しい価値との邂逅」(なおさん)

「ニコニコ本陣スタッフ通信」vol.16

新しい価値との邂逅、

こんにちは、道の駅日光、ニコニコ本陣の直林です。
道の駅に併設する公共施設「ニコニコホール」の企画を考えるとき、つい自分が知っている範囲で考えがちになったりします。人は知らないことに興味を持たないし、そもそも知らなければ、出会う機会にも巡り合うことはないでしょう。

ホールの事業に携わることの利点は、様々な新しい価値との出会いがあることです。
事業を企画するために、様々な事例にあたります、また、企画を生み出すためにより多くの人と会い、新しい知識を得て、新しい価値に触れる機会を得ることができます。

たぶん、その多くは、この事業に関わることがなければ出会うことがなかったものでしょう。
人は自分が知っているものしか見えないと言いますが、知っているものが増えるということは、より多くのものが見えるようになる、ということなんだと思います。

この経験から、僕は、地域の公共ホールの役割には、地域の人々に多様な文化芸術を提供し、新しい価値との出会いを作り出すことがとても大切だと考えました。
それは、まさに自分自身がもっとも感じたことでした。

一方で、新しい価値との出会いを作ることは、とても難しいものでした。
当たり前ですが、人は知らないことには、なかなか興味を示してくれません。
でもきっと、その出会いを作ることが、地域のホールの一番大切な仕事なんだと思います。

僕たちが施設を運営して5年、
どれだけ地域に新しい価値との出会いを作ることができたのかわかりません。
咲いたら良いなと思う花の種を、これまで蒔いてきました。

地域のホールが、地域とって本当に必要な場所であるためにも、これからも新しい価値との出会いを作っていきたいと思います。

今日もニコニコ本陣にお越しいただきありがとうございます。
12月18日は、ニコニコホールで「浪曲」の公演をやります、観に来てくださいね。

【12/18(日)】浪曲でつづるあなたの町の物語<日光公演>開催! ★チケットはWebでも販売中★