日本拓版画会作品展 1月21日~2月23日

栃木県ゆかりの拓版画文化、版面の凹凸まで和紙に写し取った作品展。

通常の版画での刷りは版面に絵具をつけ圧力を加えることによって紙に刷るが、拓版画は版面に直接絵具をつけることはせず、版に押し当てた紙にタンポで絵具を付けるため図像が反転せず凹凸がきれいに出るのが特徴。1906(明治39)年、栃木県益子町で生まれた笹島喜平さんが拓摺りの技法を自ら生み出し発展させてきた。笹島さんの弟子にあたり、日本拓版画会会長の坂本富男さん他18名の個性豊かな作品18点を展示します。